ホイール洗浄

ホイールの洗浄って意外と面倒ですよね^^;

特にメルセデスベンツやBMW、アウディなどの欧州車はブレーキダストがビッシリついて真っ黒になってしまいます。

そんなホイールの洗浄が効率的にできれば、洗車も楽しくなってきますよね!

そんな効率的にホイールを洗浄する方法をご紹介していきます。

ホイールが汚れる原因

そもそも、ホイールが汚れる一番の原因は何でしょう?

それは皆さんもご存じの通り、「ブレーキダスト」です。

車のブレーキは「ディスクブレーキ」が主流です。

ディスクブレーキは上の画像のようになっています。

主に航空機、自動車、オートバイ、自転車、新幹線などの鉄道車両に使用されている。

車輪とともに回転する金属の円盤を、パッドなどで両側から挟み込むことによって制動する。

引用元:フリー百科事典 ウィキペディア

ディスク状になった「ブレーキローター」を「ブレーキパッド」で挟んでブレーキがかかる仕組みです。

この時、ローターとパッドが擦れて発生するダストをブレーキダストと呼んでいます。

このブレーキダストがホイールに付着してしまうため、ホイールが汚れる一番の要因となっています。

ちなみに欧州車のブレーキは「パッド」も「ローター」も日本車のものと比べ、減りやすくなっています。

「減る」ということは効きが良いということでもあります。

その反面、ブレーキダストも大量に出ることとなるため、欧州車はブレーキダストですぐに真っ黒になってしまうのです。。。汗

ホイールを洗浄するために準備するもの

より効率的にキレイにするために使用するものは以下のようなものがあります。

一般的な状態であれば、この内容で間に合いますが、後半でこびりついている場合の落とし方をご案内してみます。

  1. ムートングローブ、もしくはマイクロファイバーグローブ
  2. ビニール手袋
  3. アルカリ性クリーナー
  4. スプレーボトル
  5. バケツ

当社でもこれまでホイールの洗浄に関して、様々なやり方を試してきました。

ホイール洗浄用のブラシもいろいろな形状のものが販売されています。

数十種類のブラシをいろいろな方法で試してみましたが、どうしてもブラシだけでは洗い残しが発生してしまいます。

ホイールは、形状がさまざまなため、こういったパーツの洗浄に関しては、柄が付いたものではなかなか効率が上がらない、という結果に至りました。

また、スポンジもいろいろと試しましたが、凹みの角がキレイにするのに手間がかかったり、耐久性がなかったりと、うまくいかないものばかり。。。

そこでたどり着いてのが、ムートングローブ、もしくはマイクロファイバーグローブです。

どちらも手に装着して使用できるもので便利です。

ホイール洗浄に便利なグローブ

ムートングローブ表裏
ムートングローブ

こちらがムートングローブです。

これは洗車で使用することが多いかと思います。

カー用品の量販店やホームセンターなどでも購入することができ、だいたい1500円~3000円くらいで購入できます。

マイクロファイバーグローブ
マイクロファイバーグローブ

こちらがマイクロファイバーグローブです。

こちらはいろいろな形状のものがあります。

同様にカー用品店やホームセンターなどで購入でき、500円くらいから購入できるので、安価に抑えることができます。

どちらを使用するにしても、必ずホイール専用としてお使いください!

理由としては、ホイールを洗浄するということは前述の通り、ブレーキダスト(鉄粉)を洗浄することになります。

その鉄粉が付着したグローブでボディを洗浄してしまうと、深い洗車キズをつけてしまう原因となってしまうからです。

念を押します!必ずホイール専用でお使いください^^

また、洗浄する際はビニール手袋を装着した上で、グローブを装着して洗浄することをおススメします。

手荒れの防止の意味もありますが、ホイールの汚れは手に付着すると取れにくくなります。

そのため、両方の意味でビニール手袋がおススメです。

そして、「アルカリ性クリーナー」は、水あかも落とせるようなものを選ぶと洗浄力が高いのでおススメです。

このクリーナーをスプレーボトルに入れて準備します。

最後にバケツに水を入れておき、グローブを浸しておきます。

これで準備は完了です!

続いて洗浄の手順をご説明します。

ホイールを効率的に洗浄する方法

まず最初にチェックしたいのは、走行直後の場合、ホイールが熱くなっていることがあります。

熱くなっている場合、冷ましてから洗浄を行うようにします

熱い状態でも洗浄はできます。

ただ、蒸発のスピードが早いため、シミができてしまう可能性があるため、避けるのが賢明です。

ホイールに水をかける

ホイールが冷めていることを確認し、水をかけ、ホイールを湿らせます。

STEP
1

クリーナーをスプレー

クリーナーをホイール全体にスプレーします。

この時、タイヤにも一緒にスプレーしておきます。

STEP
2

洗浄

タイヤとホイールを全体的に、まずは大雑把にクリーナーを塗り伸ばすイメージで洗浄します。

そのあと、細かな部分を洗浄していきます。

細部を洗う際、右回りなのか左回りなのか、決めておいた上で、一箇所ずつ洗浄しましょう!

こうすることで、洗い残しを防止できます。

注意して欲しい点は、洗浄の際、乾かないよう注意し、もし乾きそうになったら、途中で一度水を流してから洗浄するようにしましょう!

さらに、下を向いている部分は見えないこともあるので、覗き込んで洗う必要があります。

STEP
3

水ですすぐ

クリーナーが残っていると、ホイールにシミができてしまいます。

しっかりとすすぎ洗いをするようにしましょう。

クリーナー成分が残っているとシミの原因になってしまいます。

STEP
4

拭き取り

最後に水分を拭き取ります。

この際も、水分が残っていると、水道水であっても、シミの原因になってしまいます。

もしブロワーなどを持っている場合、ブロワーでしっかりと水分を飛ばすことをオススメします!

ブロワーは最近では充電式でもお手軽にできます

洗車好きの方ならひとつ用意しておいてもいいかと思います。

STEP
5

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この方法はメルセデスベンツやBMWなどの欧州車で、すぐにホイールが真っ黒になってしまう場合にも効果的です。

ブレーキダストで真っ黒に汚れたBMWのホイール

「鉄粉クリーナー」はご存知でしょうか?

鉄粉に反応して紫になるクリーナーです。

硫黄のような独特の臭いがするので、苦手な方もいらっしゃるかもしれませんね。

これは通常、ボディに使用するものですが、ホイールでも使用することが可能です。

基本的には中性なので、比較的安全に使用できるのが嬉しいところです。

先述の通りホイールの汚れはブレーキダストが主な汚れです。

ブレーキダストは鉄粉なので、このクリーナーで落とすことができます。

これをホイールにダストなどがこびりつく前に小まめに使用して、洗浄しておくことでスプレーと水だけでキレイに保つことができてしまうのです。

ただし、「こびりつく前に」というのがポイントです。

欧州車であれば、1~2回乗ったら洗浄、また1~2回乗ったら洗浄、と繰り返します。

日本車でも2~3回に一度程度洗浄しておくことでキレイを簡単に保つことができます。

1回の洗浄に要する時間は5~10分程度で済むので、自宅の敷地内で水を流せるようであれば、ホイールをキレイに保つ一番の方法かもしれません^^

「鉄粉クリーナー」は独特の臭いもありますし、すすぎ残して放置してしまうのは問題です。

しっかりとすすぎ洗いをするようにしておきましょうね!

ホイールをコーティングしておくことで、ブレーキダストや汚れのこびり付きを防止しておくことも重要です!

お忘れなく^^

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