スギ花粉

花粉というとスギ花粉が一般的です。

春にはスギ花粉で毎年悩まれている方は多いですよね(^^;;

ただ、このスギ花粉、花粉症で鼻水が出たり
目がかゆくなったりするだけでなく、
花粉によって肌荒れをすることもありますよね。

そんな花粉シーズンの肌荒れに悩んでいる女性の方も多いのではないでしょうか。

このように花粉の人体への影響は広く知られています。

実は、花粉が影響を及ぼすのは人体だけではないのです。。。

花粉は車の塗装にも悪影響を及ぼします

スギ花粉の大きさは20マイクロメートル~40マイクロメートル程度です。

花粉は水分を吸い込む性質があり、水分を吸い込むと花粉が膨らみます。

車の塗装面に花粉が乗っている場合、

雨や夜間の霜などから水分を吸い込みます。

水分を吸い込んだ花粉を塗装面にそのままに放置しておくと、

花粉の被膜が破れ、中からペクチンという物質が出てきます

このペクチンが乾燥する際に、塗装面に悪影響を及ぼすのです。

ペクチンは水分を含むと粘度をもっていて、

塗装などの目に見えない凹凸に入り込みます。

一説によると、このペクチンが乾燥するということで

水分が抜け、ペクチンが収縮します。

すると、凹凸に入り込んでいるペクチンは、

塗装面も引っ張り、収縮させてしまいます。

こういったことから、ゆず肌のような状態やウオータースポットのような状態になってしまうのです。

これはコーティングを施工してある場合と

施工していない場合とを比較しても、進行度合いが異なります。

コーティング施工している塗装面は、

コーティングを施工していない塗装面に比べ、

進行が遅くなるため、コーティングを施工することで塗装面を花粉から保護することができます。

花粉による塗装面(ボディ面)への影響はレベルが有り、

進行レベルごとに除去方法が異なります

それぞれの除去方法を説明してみます。

レベル別4つの花粉を取り除く方法

この後に紹介する除去方法は洗車をしてホコリや汚れを落としてから行って下さい。

なお、自信が無い場合には必ず最寄のコーティングプロショップなどに相談するようにしましょう!

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80℃程度の熱湯をヤカンなどに用意します。(火傷には十分に注意して行って下さい)

花粉跡の除去方法(レベル1)

塗装面にタオルをかぶせ、そのタオルにお湯をゆっくりかけ、満遍なく染み込ませます。

2~3分程度そのまま放置し、タオルを取り除き、水分を拭き取ります。

状態を確認しながら、この作業を数回繰り返します。

初期のレベルであれば、熱でペクチンが分解され、

塗装の応力により元の状態に戻ることが期待できます。

※通常の素材であれば、問題ありませんが、パーツの素材次第では熱に弱いこともありますので、注意して作業を行いましょう。

花粉跡の除去方法(レベル2)

レベル1の方法を行い、軽度の花粉を取り除きます。

続いて、虫取りクリーナー(市販品)を使用します。

この虫取りクリーナーを吹き付け、

固着した花粉を柔らかくする効果があるため、

この状態で、再度レベル1の作業を行います。

虫取りクリーナーを吹き付けたまま放置しないようにして下さい!

放置してしまうとクリーナーのシミができてしまいます。。。

花粉跡の除去方法(レベル3)

同様にレベル1→レベル2の作業を行います。

これでも除去できない場合、

市販の「シリコンオフ」や「ピッチクリーナー」を

タオルに染み込ませ、塗装面を拭き取ります。

この時、レベル1で使用したお湯を

硬く絞ったタオルにしみ込ませて使用するとより効果的です。

この作業では直接シリコンオフなどを塗装面に吹き付けないようにして下さい。

また塗装の状態次第では、シリコンオフやピッチクリーナーが、

塗装自体に悪影響を及ぼすこともあります。

必ず目立たない場所で試してから行いましょう!

花粉跡の除去方法(レベル4)

レベル3までの作業でも除去できないほど、

固着してしまっている場合、

塗装面を研磨して取り除くしかありません。

最悪の場合、研磨でも取り除けないケースもあります。

コーティングのプロショップで状態をみてもらうようにしましょう!

相談・見積りだけなら無料です^^

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