ガラスコーティングは決して安いものではありません。
せっかく良いコーティングを施工しても間違ったお手入れなどをしていてはもったいない。。。
このページでは、絶対にやってはいけないことをご紹介していきたいと思います。
- 1. ガラスコーティング施工車で「絶対にやってはいけない」5つのこと
- 1.1. (やってはいけない1)そもそも洗車をしない
- 1.1.1. 当社をご利用のお客さまにご説明していること
- 1.1.2. 最適な洗車の頻度は?
- 1.2. (やってはいけない2)洗車をする時、カーシャンプーを使用しない
- 1.2.1. 「カーシャンプーを使用しない」という間違いが出回っている3つの理由
- 1.2.1.1. ガラスコーティングの性能の良さをPRするため
- 1.2.1.2. カーシャンプーを使用することでシミになる可能性が高まる
- 1.2.2. カーシャンプー選びを誤るとコーティングとの相性が悪い時がある
- 1.3. (やってはいけない3)「水あか落とし」や「撥水」カーシャンプーで洗車する
- 1.4. (やってはいけない4)鳥フンや虫の死骸、花粉などを放置する
- 1.5. (やってはいけない5)ワックスを使用する
- 2. ガラスコーティング施工車のやってはいけない事のまとめ
ガラスコーティング施工車で「絶対にやってはいけない」5つのこと
- そもそも洗車をしない
- 洗車する時、カーシャンプーを使用しない
- 誤ったカーシャンプーを使用する
- 鳥フンや虫の死骸、花粉などを放置してしまう
- ワックスを使用する
こういったものが絶対にやってはいけないことになりますが、
それぞれをひとつひとつ解説してみたいと思います。
(やってはいけない1)そもそも洗車をしない
分かっている方からすれば、当然と言えば当然の話しなのですが、よく勘違いされている方がいらっしゃいます。
「ガラスコーティングしておけば雨で汚れが落ちるから洗車しなくて大丈夫でしょ!」
こんなことは絶対にありません!!
これはどれだけ高価で高性能なコーティングを施工していても、お手頃なコーティングを施工していても同じことです。
家の中に展示してあるだけで、乗ることは無い、という方を除き、洗車をしなくて良いコーティングはこの世に存在しません。
大気中には微量の油分や微細な汚れなど様々な物質が浮遊しています。
一般的な使い方をしていれば、必ず汚れます。
こういったものが付着して、少しずつ蓄積させれていきます。
にも関わらず洗車をしなければ、コーティングの被膜が侵され、塗装も侵されていってしまいます。
汚れたままのボディを放置している期間が長ければ長いほど、ウォータースポット(雨染み)が取れなくなります。
虫の死骸や鳥フンなどが付着していれば、塗装面も浸食し、最悪の場合、再塗装しなければならない状態になってしまいます。
これでは、せっかくのガラスコーティングが台無しですね。。。
当社をご利用のお客さまにご説明していること
「洗車をしない」ということは絶対にしないでください。手洗い洗車がベストですが、どうしても時間が無い、面倒、などといった時には最悪の場合、洗車機を使ってOKなので洗車をお願いします。
とご説明させていただいてます。
手洗い洗車 > 洗車機で洗車 > 洗車をしない
最近の洗車機は性能も上がっており、昔ほど洗車キズがつくこともなくなりました。
仮に洗車機で付いてしまった「洗車キズ」であれば研磨で落とすことができます。
洗車をせず、放置していた場合、最悪「再塗装」ということになってしまいます。
「研磨で洗車キズを落とす金額」と「塗装をし直す金額」では、数十万円の差があります。
そして、何より、再塗装した車両は下取りや買取に出す時の査定が下がってしまう可能性“大”です。
ということは、
「洗車をしない」=「愛車の価値を下げてしまう」
と言っても過言ではありません。
そこで気になるのは、「洗車の頻度はどのくらい?」ということですね。
最適な洗車の頻度は?
正直なところ、ベストな洗車のタイミングはありません。
というのも、天候や保管環境などで、様々な状況が考えられ、「絶対にこれがベスト!」とは言い切れないのです。
そのため、目安として考えていただければと思いますが、私たちが考える一般的な洗車の頻度は、以下の通りです。
- 2週間に一度の洗車がおススメ!
- 最低でも月に1度は洗車を!
残念ながら、一般的な洗車の認識としては、3ヶ月に一度、などといったアンケート結果も出ています。
【洗車についての調査】洗車は「3ヶ月に1回」が最多の35.4%
株式会社ナイル・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000055900.html
もし、これを読んでいるあなたが、丁寧に手洗い洗車をしてもらえるお店を探している、ということなら、
埼玉、東京で、丁寧な手洗い洗車をお求めなら、当社をご利用下さい^^
続いて2つ目を説明していきます。
(やってはいけない2)洗車をする時、カーシャンプーを使用しない
巷で「ガラスコーティング施工後は水洗いだけで良い」とよく耳にします。
これも大きな間違いです!
当社では以前から「洗車には絶対にカーシャンプーを使用してください」と一貫して言い続けています。
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カーシャンプーの選び方などは、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
カーシャンプーを使用することでボディに入ってしまう洗車キズを大幅に軽減することができるのです。
逆に言えば、カーシャンプーを使用せずに水洗い洗車をすれば、洗車キズがついてしまいます。
その理由として、シャンプーには界面活性剤を使用しており、汚れを浮き上がらせてくれます。
また、泡があることで、細かい砂汚れなどをそのまま引きずるリスクも減らすことができます。
それでは、なぜ、「ガラスコーティング後は水洗いのみでカーシャンプーを使用しない」ということが出回っているのでしょうか?
「カーシャンプーを使用しない」という間違いが出回っている3つの理由
これはあくまで当社独自の解釈となります。
- ガラスコーティングの良さをPRするため
- カーシャンプーを使用することでシミができる可能性が高まる
- カーシャンプー選びを誤るとコーティングとの相性が悪いことがある
これらについても解説してみたいと思います。
ガラスコーティングの性能の良さをPRするため
カーシャンプーを使用しなくても汚れが落ちる、ということから、それが定説かのように言われているのではないかと思われます。
「雨が降ると汚れが落ちる」などと雨だけで汚れが落ちると言っているコーティングメーカーもありますしね^^;
残念ながら、そんなことは実際にはあり得ません。
もしも、雨が降ったらゲリラ豪雨のような雨が必ず降る、という状況であれば、恐らくキレイな状態を保つことはできるとは思いますが・・・ 汗
カーシャンプーを使用することでシミになる可能性が高まる
この「カーシャンプーによるシミ」というのは、含まれている界面活性剤が主な原因です。
もし、シャンプーで洗っている際、水ですすぐ前に乾いてしまうと、シミになってしまいます。
さらにカーシャンプーが乾く前にすすいだとしても、すすぎが不足してしまうことが考えられます。
すすぎ不足その時は良くても、次に雨が降った際にボディに残っていた界面活性剤がシミになることがあります。
この説明を聞いてしまうと、シャンプーを使わない方がいいのでは?
と考えてしまう方がいらっしゃると思います。
これはあくまで当社の考え方です。
ですが、当社は、カーシャンプーを使用しない洗車を推奨しません!
カーシャンプーによるシミは、防ぐことができます。
- 洗車の時は、小まめに水を流すようにする
- シャンプーをすすぐ時は、必要以上に水ですすぐ
この2点を意識することで、カーシャンプーによるシミは防ぐことができます。
それとは反対にカーシャンプーを使用しなかったときを考えてみて下さい。
使用しなかった時は、使用した時と比べ、「洗車キズ」が入りやすくなります。
さらに、使用しないことで、微量な落としきれない汚れが蓄積し、これが原因でシミになってしまいます。
いかがでしょうか?
埼玉・東京でプロの手洗い洗車をご希望なら、お気軽に↓こちらまで!
カーシャンプー選びを誤るとコーティングとの相性が悪い時がある
カーシャンプーには「撥水シャンプー」や「水あか落としシャンプー」など、様々な種類があります。
そういった商品は、通常のカーシャンプーの成分以外に「撥水剤」や「研磨剤」などが含まれています。
このような撥水剤や研磨剤がコーティングと相性が悪いことが多々あります。
これについてはこの後詳しく説明しています。
ただ、これも、ユーザーがカーシャンプーの選び方に気を付けることで、十分に回避できます。
このような理由から「ガラスコーティング施工車はカーシャンプーを使用しない」ということが広まっていると考えられます。
手を洗う時にハンドソープや石鹸を使用しない方はいらっしゃらないですよね?
頭を洗う時にシャンプーを使用しますよね?
これと同様に車にもカーシャンプーが必要なのです。
絶対にカーシャンプーを使用して洗車しましょう!
(やってはいけない3)「水あか落とし」や「撥水」カーシャンプーで洗車する
先述の通り、洗車時にカーシャンプーを使用することは間違いではありません。
ただ、「水あか落とし」や「撥水」などの文言があるカーシャンプーを使用して洗車するのは避けましょう!
理由は、以下の通りです。
「水あか落としカーシャンプー」はコンパウンドや余分なクリーナー成分などが配合させれていることが多くあります。
このコンパウンドが配合されていることで、コーティング被膜を削ってしまい、性能を落としてしまう可能性があるのです。
「撥水カーシャンプー」は撥水をさせるためにシリコーンなどの成分が配合されています。
その成分はガラスコーティングが撥水になる成分とは別のものの可能性もあるため、コーティングの性能を落としてしまう可能性があります。
このようにカーシャンプーなら何でも良いということではありません。
コーティングを施工したら、カーシャンプー選びにまでこだわるようにしましょう!
もし、ご自身が使用しているカーシャンプーが問題ないものなのか不安な場合、コーティングを施工してもらったお店に必ず確認しておきましょうね^^
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カーシャンプーの選び方などは、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
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(やってはいけない4)鳥フンや虫の死骸、花粉などを放置する
こんなことしてませんか??
- 鳥フンが落ちてるのに気づいたにも関わらず、時間がないから放置
- 夜間、高速道路を走行して虫の死骸がタップリ付着したが、手洗い洗車する時間がないから放置
- スギ花粉の時期にボディが黄色く見えるくらいの状態で雨が降り、その後も洗車せずに放置
鳥フンや虫の死骸、花粉などの「生物系の汚れ」は絶対に放置禁止です!
どれも放置してしまうと、コーティング被膜を侵食し、塗装面も浸食してしまうほど強力です。
よくあるのが、「手洗い洗車」に縛られ、こんど手洗い洗車する時に一緒に取ろうなどと考えてしまいます。
こういった先送りが取り返しのつかないことになることもあります。
これまで説明してきた通り、手洗い洗車の時間が取れないなら、洗車機を使用してでも洗車をしてキレイにしておく必要があります。
もし、鳥フンに気づいたが、洗車をする時間もしばらく取れない、ということもあると思います。
そんな時は、ティッシュペーパーで鳥フンだけでも取り除いておきましょう。
鳥フンは酸性で浸透力が強いため、数日放置しておくだけで、塗装まで浸食してしまうケースもあります。
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鳥フンや虫、花粉などそれぞれ対処方法があるため、こちらも参考にしてみて下さい。
(やってはいけない5)ワックスを使用する
ガラスコーティングを始めて利用されるお客さまに聞かれることがあります。
ワックスは使って大丈夫ですか??
原則として、ワックスは使用しないでください!
原則として、ワックスは必要ありません。
昔から車を洗車するのが趣味の方などはカルナバワックスの独特のツヤが好き、という方もいらっしゃいます。
一般的なワックスには有機溶剤成分や、中には微量のコンパウンド成分が含まれていたりします。
我々の感覚的には、一般的に販売されているワックスの内、95%くらいは、ガラスコーティングとは相性が悪い製品かと思われます。
これはガラスコーティングと相性が悪い、というだけで、決してワックスの性能が悪い、ということではありません。
もし、どうしてもワックスを使用したい場合にはガラスコーティングを使用せず、ワックスだけを使用することをおススメいたします。
先ほど、95%くらいは相性が悪いとお伝えしました。
では、残りの5%は??、という声が聞こえてきますね!
実は、ガラスコーティングでも問題無く上塗りできるワックスがあるのです。
それは、天然成分100%の高級ワックスです。
マニアの方しか知られていない物ですが、詳しい説明は別の機会に説明させていただきますね。
ガラスコーティング施工車のやってはいけない事のまとめ
ガラスコーティング施工車で絶対にやってはいけないことをまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
ガラスコーティングの性能は非常に優れています。
ただし、その優れた性能を無駄にしないためには、正しいお手入れをしていることが重要なのです!
ガラスコーティングを施工しているけど、お手入れの方法が正しいのかわからないという場合、プロショップにご相談するのが一番です。
あなたは、新車の購入と一緒にディーラーでガラスコーティングを施工していませんか?
「餅は餅屋で」という言葉もあります。
車関連の業界は、細分化されています。
一般的に言えば、ディーラーは車のプロだから何でも知ってる、と思われています。
ただ、残念ながらカーディーラーは、販売と整備のプロではあります。
塗装やコーティングなどに関しては、プロではありません。
ガラスコーティングの施工は、しっかりとした知識を持ち合わせている施工店を利用することを“強くおススメ”いたします。
私たちのようなコーティングの専門店での施工が一番確実なのではないでしょうかね^^