
ヘッドライトを「黄ばみ」などの劣化から「保護する理由」

ヘッドライトをいわゆる「黄ばみ」や「くすみ」「曇り」などといった劣化から保護する理由は主に2つあります。
ヘッドライトを黄ばみから保護する理由
- 「見た目」が古く見えてしまう
- 「車検」が通らなくなってしまう
まずは一つ目は「見た目」の問題です。
ヘッドライトが黄ばんでいるだけで、車自体が年式以上に古びて見えてしまいます。

こちらの写真をご覧いただくとわかりますが、ヘッドライトがクリアになるだけで、これだけ印象が変わります。
心なしかボディも輝きが増して見えてしまいます。
もう一つは「車検」です。
酷い状態になると光量が不足してしまい、車検が通らなくなってしまいます。
見た目は気にしない、という場合でも車検が通らなければ車に乗ることができなくなってしまいます。
こういったことにならないためにも、保護(予防)する必要があるのです。
ヘッドライトを保護(予防)する2つの方法
ヘッドライトを黄ばみなどから保護する方法は大別して二通りあります。
- コーティングで保護
- プロテクションフィルムで保護
それぞれについて詳しくご説明してみたいと思います。
コーティングで保護する
一般的な保護の方法として、まずは「コーティング」での保護です。
ボディなどの塗装面でも一般的でもありますが、ガラスコーティング剤を使用してヘッドライトもコーティングします。
ただ、「コーティング剤」とは言え、様々なものがあり、ヘッドライトにはヘッドライト用のコーティング剤を使用する必要があります。
ヘッドライトで主に使用されている素材(ポリカーボネート)などに定着してやすく、作られているからです。
保護できる耐久期間は、コーティング剤の種類や保管の環境により異なりますが、一般的には半年から1年程度のものがほとんどです。
当社で使用しているコーティング剤は1~2年程度と一般的なものより長期間保護ができるものを使用しています。
プロテクションフィルムで保護する
そして、もう一つの保護の方法は、「プロテクションフィルム」です。
初めて耳にする方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。
「ペイントプロテクションフィルム」や「プロテクションフィルム」と呼ばれ、略称で「PPF」とも呼ばれます。
これは、透明の保護フィルムで、ボディの保護にも使用されていて、それがヘッドライト用に開発されたものになります。
このプロテクションフィルムには黄ばみなどの劣化からの保護だけでなく、飛び石などの外敵から保護する効果もあります。
コーティング剤の場合、施工してあるかどうかが目で見て分かりにくいですが、プロテクションフィルムはフィルムがあるため、目で見て確認することができます。
当社が使用しているプロテクションフィルムの耐久性は5~6年程度となり、コーティングより圧倒的に耐久性が高くなります。
UVカット率も90%以上となっています。
プロテクションフィルムの詳細はこちら
「コーティング」と「プロテクションフィルム」のメリット&デメリット
ヘッドライトコーティングのメリットとデメリット
メリット
- プロテクションフィルムに比べ安価に施工できる
- 「ノリずれ」などは発生しない
デメリット
- プロテクションフィルムに比べ耐久性が低い
- 施工してあるかどうか見た目でわからない
- 飛び石などからは保護できない
ヘッドライトプロテクションフィルムのメリットとデメリット
メリット
- 透明度が高い
- フィルムの存在が目で見て確認できる
- 耐久性が高い
- 飛び石などの外敵からも保護できる
デメリット
- コーティングに比べ高価になってしまう
- 若干の「ノリずれ」(※1)が発生してしまう
- 高圧洗浄や洗車機の使用には注意が必要
※1 「ノリずれ」とは平面のフィルムを3次曲面に施工するため、伸ばす必要があることが多く、フィルムの裏についているノリ面が若干ずれることがあり、これを「ノリずれ」と呼んでいます。ぱっと見はわからないものの、近づいて目をこらしてみると見える程度のもの。
以上のようなメリットやデメリットがそれぞれにあります。
プロテクションフィルムの方が圧倒的に耐久性が高く、施工後の透明度も高くなります。
このメリットをどう捉えるかで、価格差を埋められる可能性はあります。
当社のヘッドライト関連メニューの詳細も一緒にご確認ください