ソリッドブラックボンネットで研磨練習1

 

研磨の練習用のボンネットを使用して、スタッフは研磨の練習をしています。

ホンダ・フィットで使用していたボンネットを使用しています。

 

先日、研究のため、試しにボディの鉄板が出てくるまで研磨してみました^^

それが下の写真です!

塗装面を鉄板まで研磨してみた

 

全ての車種が同じ塗装というわけではありませんが、一般的な塗装の構造になっています。

⑤は大元の鉄板

④が電着プライマー

③がサフェーサー

②がベース塗料

①がクリアコート

 

こんな感じになっています。

一般的な日本車の塗装面の暑さ(④~①の暑さ)は髪の毛の太さほどで80μm~100μmと言われています。

 

その内クリアコートは30μm~50μmで、コーティングの下地処理などで研磨できる範囲はこのクリアコートの部分だけです。

これより深い部分までキズやウオータースポット、鳥フンの浸食などが入り込んでしまうと、研磨だけでは落とせなくなってしまうのです。

そのため、クリアコートの下まで行ってしまったキズなどを取り除くには、再塗装しかなくなるということになります。

 

コーティングショップでは、研磨士が塗装の状態を見極め、研磨により塗装面をより平坦に近づけるため、よりツヤを出すことができます

 

コーティングを施工するなら、プロショップへ^^